国際結婚は、騙されるからやめとけ!悲惨な目に合うぞ!
家が乗っ取られるらしい!財産むしり取られるってさ!
国際結婚はしたいけど、何より不安なのは「騙される」ことではないでしょうか?
何を隠そう、私自身が国際結婚をしようと思ったときに、とにかく騙されることが怖かったんです。
どこを見てもろくなことが書いてないので、調べれば調べるほど不安になりましたよ(笑
もちろん、騙されてなんかいませんよ!…たぶん。
私が不安を覚えながら、外国人女性と交流をして感じたのは、
当り前のことですが「色々なタイプの人がいるなぁ」ということ。
性格が合う人もいれば、合わなかった人もいる。
価値観がフィットする人もいれば、フィットしない人もいた。
ものすごく性格がいい人もいれば、腹黒そうな人もいましたよ。
そう、結局はそういうことなんです。
人間なんだから、いい人もいれば悪い人もいる。それだけなんです。
どうしても悪い噂話は耳に届きやすくなってしまいますから。
- 事前に何の下調べもしないで、一番危ない橋を渡って騙された人
- 国際結婚未経験。煽るのが大好き、というだけの困った人
①のパターンの方は、雪山に何の装備もしないで登山して、遭難している人を思い出します。
冬山登山靴もなければ、フットギアもない。どうやったら、登頂できるのよ?
仮に登頂成功したとしても、そんなものは運ですよ、運。
ちょっと言い方はきついですけど、国際結婚で騙される人は、ある意味、自業自得ともいえます。
きちんと事前にリスクを知り、それを回避するノウハウを身につけてから行動すれば、そうそう騙されることなんてないはずなのです。
国際結婚における偽装結婚の中身を知る(リスクを知る)
どうすれば、偽装結婚に巻き込まれないかを知る(ノウハウを知る)
どうですか?とっても簡単そうですよね?
この2つをマスターすれば、国際結婚でトラブルに巻き込まれることもなくなるはずです。
この記事の最大の目標は、偽装結婚の概念を理解できることです!
◆ 実はあいまいな意味の偽装結婚。概念の整理を行いましょう。
◆ 偽装結婚を4パターンに分けて、それぞれの危険性を解説します。
偽装結婚とは何か?について知っている人は、こちらの記事がオススメ!
危険なビザ目的の結婚について、徹底的にマスターする記事です!↓
偽装結婚を回避する究極のノウハウをマスターする記事です!↓
1.国際結婚における偽装結婚とは?
そもそも結婚とは?夫婦とは?
結婚とは、法的に夫婦関係を締結する行為である。
夫婦とは、恋愛感情や愛情を「契機」にして締結された家族関係である。
夫婦の解釈については、反論意見もあると思います。
結婚には、愛情だけではなく、様々な打算が入り混じるのが、あたりまえだからです。
いわゆる、愛だけじゃ結婚できない、というあれですよね。
でも、愛がなければ結婚できない、のも事実です。
少なくとも愛情がきっかけの関係であるかどうかというのは、夫婦を語るうえでとっても重要な要素だと思います。
また、「適法の下の婚姻」ならば夫婦という解釈もありますね。
でも、この解釈だと「偽装結婚の何が問題なの?」という議論になりかねません。
偽装結婚とは、、、?
偽装結婚(ぎそうけっこん)は、一般的に結婚の実態を伴わない結婚とされるが、必ずしも明確な定義はなく、偽装結婚という犯罪名が刑法上に存在するわけではない。(Wikipediaより引用)
そう、偽装結婚って明確な定義はないんですよ。
先ほどの”結婚”や”夫婦”の定義を用いれば、偽装結婚は次のように解釈できます。
偽装結婚とは、夫婦関係の実態を伴わないが、法的な婚姻関係にある状態である。
偽装結婚とは、「恋愛感情や愛情」がないにも関わらず、
「別の目的」を達成するために、法的に婚姻した状態である。
2.偽装結婚の4つのパターン
恋愛や愛情を契機としない国際結婚の「目的」は、大きく2つです。
1つ目は、金銭が目的の偽装結婚です。
2つ目は、配偶者ビザと永住ビザの取得が目的の偽装結婚です。
「目的」を達成するための「手段」も、大きく2つ存在します。
1つ目は、日本人と外国人の双方が納得して、偽装結婚に契約する方法です。
2つ目は、恋愛感情のない外国人が、恋愛感情のある日本人をその気にさせて、結婚する方法です。
マトリクス図としてまとめると、こんな感じです。↓
これが、国際結婚において注意するべき偽装結婚4パターンです。
それでは、パターン1からパターン4をそれぞれ見ていきましょう。
(1)パターン1:パトロンタイプ
日本人側は、お年寄りのケースが多いパターンですね。
最近では、お金持ちのおじいさんが、寂しさを紛らわせたり、身の回りの世話をお願いする目的で、外国人女性と結婚することもあるといいます。
奥さんに先立たれて、将来に不安を覚えた方が多いようですね。
外国人女性も金銭的な見返りが得られますから、お互いに合意の上での偽装結婚です。
ただ、あまりにも年齢が離れていると、ビザもおりづらいでしょうし、件数としては多くない事例でしょう。
(2)パターン2:財産搾取タイプ
結婚後、家庭の財産を散在しつくすパターンの偽装結婚です。
どうやら実家に入り込むケースが多いようですね。
金銭は、友人や浮気相手との交際費や、ブランド品の購入資金として使われます。
また、母国の家族への送金も頻繁に行われます。
途中から風俗営業に従事し始める女性も多いみたいですね。
だんだんと「おかしいぞ?」と思うようにはなるのですが、家族が入院する、手術する、などとそれっぽい理由をつけられて、強く出ることができません。
そうこうしているうちに、最初は少額だった要求が、際限なくふくらんでいくのです。
このような外国人は、永住ビザの取得も狙っていることが多いですから、パターン4の内容も見てくださいね。永住ビザの取得までは、絶対に離婚には応じないのが特徴です。
パターン2の外国人につかまってしまうケースとして、代表的な例が2つ考えられます。
- 海外でお見合をして、1~2回逢っただけで結婚したケース
- 日本で外国人と知り合って、お付き合いしたケース
①は本人が注意していれば防げるのですが、②のパターンは中々むずかしいです。
②のパターンは、普通の恋愛として始まることが多いので、初期の段階で気づくことがむずかしいんですね。
もし、付き合っている外国人に、以下のような口実で金銭援助を頼まれたら、要注意です!
- 「もし、お金が工面できないと、すぐに国へ帰らなければいけない」
- 「親族が入院して、手術が必要になった」
- 「学校に通うために、まとまったお金が必要だ」
ちなみに、その外国人が女性の場合、すでに既婚者であることことも多いですので、気を付けてください。日本人の旦那さんと偽装結婚をしながら、あなたからも金銭を受け取ろうとしているのです。
さらに驚くのが、母国に本命の男性がいるケースが多いんですよ。偽装”離婚”をして来日して、その本命の男性にお金を送金している人もいるんです。
(3)パターン3:契約結婚タイプ
広く知られる偽装結婚の内容で、ドラマの舞台にもなるシチュエーションですね。
狭い意味では、パターン3だけをさして”偽装結婚”というケースもあります。
外国人女性は、日本の配偶者ビザを取得するために、日本人男性と結婚したい。
日本人男性は、手段を選ばずお金が欲しいほど困窮している。
こんな感じのパターンです。
両者に面識はありませんので、通常は間にブローカーが入ります。
ブローカーは、外国人から総額100~200万円ほど受け取ることで請け負います。
さらに、その外国人は、月に5~10万円程度、日本人に支払います。
※相場は様々ですので、上記は一例です。
そういえば、2018年7月に、カナダ人女性と日本人男性の偽装結婚がニュースになりましたよね。70万円を契約金として支払い、その後毎月3万円支払う話になってたそうです。
偽造結婚をしたとして逮捕されたカナダ国籍の女は、コスプレを理由に挙げた
偽装結婚に詳しい関係者は、コスプレは「口裏合わせ」に過ぎないと話す
金が欲しい日本人と不良外国人を結ぶ、ブローカーの存在も指摘した(livedoorニュース引用)
パターン3は圧倒的に、日本人男性と外国人女性という組み合わせが多いです。
また、外国人女性は、毎月のお金を支払うために、ほぼ確実に風俗営業に手を染めます。
さて、パターン3は、治安などの面で、大変問題ではあるのですが、いかんせん、偽装結婚当事者間では、相互に納得しているんですよね。騙される、という性質ではないんです。
したがって、パターン3の偽装結婚については、これ以上は言及しません。
(4)パターン4:ビザ婚タイプ
4つのパターンの中で、間違いなく一番悪質な偽装結婚のパターンです。
被害者の数も、おそらく一番多いでしょう。
日本人は外国人に対して、愛情をもっている。
しかし、外国人は日本人に愛情がない、というパターンですね。
このような外国人たちの目的は、とてもシンプルです。
①日本人と結婚して、まずは配偶者ビザを取得したい!
②結婚後3年したら、永住ビザを取得したい!
配偶者ビザを取得するメリットについて、こちらの記事にまとめました!↓
https://kokusaikekkon7.com/what_haigu/
永住ビザを取得するメリットは、こちらの記事に細かくまとめています!↓
永住ビザを取得するには、日本に継続して通常10年以上居住していることが必要です。
ところが、日本人と婚姻すれば、これが3年でOKとなるんです。
永住を申請してから許可処分が下りるまで、半年~10ヵ月といったところでしょうか?
永住者のビザを取得できれば、ミッションコンプリートです。
永住の申請期間中は、日本人と住所を共にしている必要があるので、ずっと一緒に生活していますが、永住ビザを取得できれば、その生活を続ける必要はありません。
永住ビザを取得したあとは、2つのパターンに分かれると思います。
①生活するうちに日本人配偶者に愛情がわいて、結婚生活を続ける
②他に本命の恋人がいるため、日本人配偶者とは離婚する
もしも、毎日のようにだれかと電話しているのであれば、母国に恋人や配偶者がいることがいる可能性も否定できないですね。パターン2が同時に発動している可能性も、かなり高いといえるでしょう。
繰り返しになりますが、4つのパターンで圧倒的に質が悪く、気を付けなければいけないパターンになりますよ!
3.まとめ
- 愛情がきっかけでなく、別の目的があってする結婚を、偽装結婚といいます。
- お付き合いしているときは、金銭目当ての外国人に気をつけましょう!
- 結婚するときは、相手がビザ目当ての可能性があることを、注意しましょう!
この記事では、偽装結婚とは何かについてお伝えしてきました。
4つのパターンがありますが、特に注意しなければいけないのは、パターン4のビザ目的の結婚でしたよね。
相手に本命の恋人や配偶者がいる場合には、本当に悲惨です。あなたに離婚歴がつくことになりますし、金銭的な被害や心理的な被害も計り知れないでしょう。
偽装結婚について理解できたら、続いてこちらの記事もいかがですか?
ビザ目的の結婚について、徹底的にマスターする記事です!↓
https://kokusaikekkon7.com/fake_marriage2/
偽装結婚を回避する究極のノウハウをマスターする記事です!↓
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!