国際結婚手続き

【跛行婚】国際結婚で間違った婚姻手続きが引き起こす7つの悲劇とは?

【跛行婚】国際結婚で間違った婚姻手続きが引き起こす7つの悲劇とは?
                  
MAKO
MAKO
とつぜんですが、あなたは跛行婚(はこうこん)って聞いたことありますか?

あなたは、国際結婚に興味がある方だと思いますが、跛行婚について知らないと、国際結婚は波乱にみちた幕開けになりますよ!

 

この記事は、次のようなことを知りたい方を対象としています。

跛行婚って何だろう?と首をかしげるアジア人女性

ゴメンナサイ!跛行婚ってなんですか?

跛行婚という概念を知って、驚きの表情を浮かべる外国人男性

エ?婚姻は2ヵ国で成立させないとダメなの?

跛行婚のデメリットについて質問するサラブレッド

跛行婚になると、どんなデメリットがあるのですか?

MAKO
MAKO
跛行とは、外傷や疾患等により正常な歩行ができないことで、転じてつり合いが取れていないことを指します。

競馬をご存知の方は、よく耳にする言葉ではないでしょうか(笑

ここまででお気づきでしょうが、跛行婚は良い言葉ではありません。

むしろ、あなたに悲劇をもたらしかねない言葉ですよ。

 

この記事でお伝えしたいこと

◆ 跛行婚について、基本的な情報をお伝えします。

◆ 跛行婚によって生じる可能性がある悲劇の事例もシェアしていきます。

◆ 最後に、跛行婚の悲劇を防ぐための対策法を考えていきましょう。

KEY
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ぜひ、最後までお読みくださいネ!

1.跛行婚について解説します

跛行婚について知りたがっている、地球儀を二人で囲んで微笑んでいる外国人カップル
MAKO
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ここでは、跛行婚の概要についてお伝えしていきますよ!

(1)跛行婚とは

では、まず最初に大切なことをお伝えしましょう。

国際結婚においては、あなたとパートナーの国、それぞれで婚姻を成立させなければいけないということです。

なぜならば、片方の国で婚姻を成立させても、もう一方の国にその情報が自動的に共有されるようになっていないためです。

日本人同士の結婚なら、日本で婚姻手続きを行うだけでOKですよね?

でも、国際結婚だと日本とパートナーの国の2ヵ国で、婚姻を成立させなければいけないんですよ。

MAKO
MAKO
故意か過失かに関わらず、片方の国でしか婚姻が成立していない状態を、跛行婚というのです。

(2)跛行婚になってしまう原因

跛行婚の状態になってしまう原因は、次の2つが考えられます。

  • 結婚時に一方の国でしか、婚姻を成立させなかったため
  • 離婚時に一方の国でしか、離婚を成立させなかったため
MAKO
MAKO
この記事の需要は結婚時のお話だと思いますが、より危険性を認識できるように、離婚時のことについても触れていきますね。

2.結婚時の間違った手続きがもたらす4つの悲劇

跛行婚によるデメリットを受けて、机に突っ伏して泣いているアジア人女性
KEY
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基本は日本でだけ婚姻していることを前提として、読み進めてクダサイ。

悲劇1 パートナーは重婚が可能

日本でのみ婚姻手続きをした場合に、起こりえる悲劇です。

目の前の女性と話しながら、その女性の後ろで別の女性と手をつないでいる男性(跛行婚による重婚)

あなたが知らないうちに、母国の人と重婚してしまうことが考えられます。

 

つまり、パートナーは自国では独身状態として認識されていますから、母国に帰って他の人と結婚することができてしまうわけです。

まさかぁ、今どきそんなことする人いないでしょ!?

そうお思いになる人もいるかもしれませんが、結構多い事例なんですよ、コレ。

日本人の感覚が、海外の人にそのまま通用するとは限りませんからね。

さぁ、万が一あなたが当事者になったら…どうしますか?

MAKO
MAKO
絶対に両方の国で婚姻を成立させることが大切ですからね!

悲劇2 配偶者ビザの申請ができない

初っ端の事例が重かったので、続いては軽めのジャブを(笑

跛行婚であるために配偶者ビザの申請ができず、驚いた表情を浮かべる外国人女性

…ええ、そうなんです。

 

跛行婚の状態だと、パートナーの配偶者ビザの申請ができないんです。

 

理由は、配偶者ビザの申請には、相手国の婚姻証明が必要だから。

まぁ、これは当たり前ですよね。

日本人の配偶者という身分に基づいて付与されるのが配偶者ビザですから、跛行婚の状態では取得することができません。

もしも配偶者ビザを取得できないと、日本で生活するうえでは、何かと不便ですよね。

KEY
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生活で受けるダメージは、脳震盪レベルネ!

悲劇3 子供の国籍が不安定になる

通常、国際結婚をして生まれてくる子供は、複数の国籍を取得することができます。

跛行婚であるため、国籍が不安定になっている赤ちゃんが、何も知らずにお人形さんとすやすや眠っている

跛行婚の場合、片方の国では婚姻手続きを行っていませんから、未婚の子として扱われます。

 

各国の国籍法が絡む問題なので、一律の結論はないのですが、必ずしも複数の国籍を取得できるとは限らなくなります。

たとえば、外国では婚姻をしていて、日本では未婚状態の日本人男性と外国人女性が、日本で子供を出産すると、子供は外国人女性の国籍しか取得できません。日本国籍取得のためには、認知が必要です。

KEY
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アナタのパートナーの国では、未婚の子供の国籍はどう取り扱われマスカ?

悲劇4 移住の際に困る

悲劇2の逆バージョンですね。

日本の配偶者ビザが、日本で暮らす外国人にとって非常に便利なものであることはご存知の通りです。そして、どの国にも同じようなビザ制度が存在しています。

もしも、パートナー国で婚姻が成立していない状態で移住しようとしても、あなたは配偶者ビザの制度を利用することができません。日常生活の上でも、不便な状況が想定されます。

MAKO
MAKO
最初の時点で跛行婚にしないということが、とても大切なんです。

 

3.離婚時の間違った手続きがもたらす3つの悲劇

離婚時に跛行婚になってしまい、空っぽになった部屋のベッドでうずくまる若いアジア人男性
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婚姻時は、お互いの国できちんと手続きをしたものの、離婚時には日本でしか離婚手続きをしなかったケースが前提デス。

悲劇5 別れたら手が出せなくなる

日本での離婚手続きは、世界的に見ても簡単だといわれています。

たとえばアメリカやインドネシアは、離婚にあたっては裁判所の関与が必要になります。

裁判所

中国でも、離婚にあたっては裁判所の関与が必要になります。

中国で婚姻”手続き”を行っていた場合にのみ、協議離婚も可能です。日本でのみ婚姻”手続き”を行い、在日中国大使館へ報告に行った場合には、裁判所での離婚になります。

と、このように、世界を見渡すといかに離婚が面倒くさいかがわかるでしょう。

最悪なのが、日本で離婚手続きを先に済ませた段階で、元パートナーに逃げられること。

まだ、むこうの国での手続きがあるから、その間に慰謝料や子供の親権・養育権の問題を話し合おう、なんて思っていると痛い目を見ることがあります。

もし、元パートナーに逃げられても、日本では婚姻手続きが成立していますから、日本の法律では手出しができなくなってしまうのです。

MAKO
MAKO
先に元パートナーの国で離婚を成立させることがポイントです!

悲劇6 相手国での再婚ができなくなる

日本では離婚が成立していても、相手国では婚姻が継続した状態にあります。

ほとんどの国で重婚は認められていませんから、この状態では、相手国での再婚が認められないことになります。

今は再婚のことを考えられなくても、将来はどうなるかわかりません。もしも、その国の人と再婚することになった場合、取り返しがつかないことになるんです。

MAKO
MAKO
“そのとき”になったら手遅れだった、ということは避けたいですね。

悲劇7 子供と会えなくなる可能性がある

KEY
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アナタは、ハーグ条約をご存知デスカ?

ハーグ条約とは、国家間における児童の不法な連れ去りを防止する目的で作られた多国間条約のことです。

跛行婚によって親と会えなくなった女の子が顔を覆って泣いている

昔から、国際離婚をした夫婦間においては、国境をまたぐ子供の不法な連れ去りが問題になっていました。

 

生活基盤の急激な変化、対人関係のリセット、異なる言語文化への対応など、連れ去りは児童への負担が大きく、人権問題として取り上げられてきたのです。

MAKO
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ハーグ条約締約国同士での連れ去りが生じた場合は、子供を奪われた監護権を持つ親は、その国の政府を通じて、相手国に子供の返還・面会を請求できるんですよ。

しかし、ハーグ条約未締約国については、自力で子供の居場所を探し出し、パートナー国の裁判所に子供の返還を求める裁判を起こさなくてはいけません。

…泣く泣く子供を諦めなくてはいけない。そんな最悪な事態も想定されますよね。

ハーグ条約締約国については、外務省のホームページをご覧ください(クリックするとジャンプします)。

アジアで締約している国は、まだまだ少数ですから気を付けてください。

 

4.跛行婚を防いで、悲劇を未然に防止しよう!

両方の国で婚姻手続きをして、公園で赤ちゃんを抱きあげる男性と、それを見てほほ笑んでいる外国人女性
MAKO
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ここでは、悲劇しか生まない跛行婚を、どうやって防いでいくべきかを、考えていきましょう!

対策1 跛行婚による悪影響を、パートナーに伝えてみよう

結婚時に跛行婚になってしまう理由には、3つほどあるように思います。

もしも、あなたのパートナーが二国での婚姻手続きを拒んできたら、次のいずれに該当するのかを考えなければいけません。

  1. 国際結婚における婚姻手続きのルールを理解していない
  2. ルールは理解しているが、跛行婚がどのような影響を及ぼすか知らない
  3. 何か事情があって、二ヵ国での婚姻手続きを拒んでいる

これに対する対策は、跛行婚による悪影響をパートナーに理解してもらうことです。

それでも何かと理由をつけて正規の婚姻手続きを拒んできたら、おそらく何か秘密にしていることがあるのだと思います。

まずはその事情を真摯な態度で聞き取っていきましょう。

KEY
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相手の態度や出てきた話の内容次第では、婚姻を考え直した方が良いかもしれませんネ…

対策2 跛行婚になるなら結婚しないと伝える

今は日本でだけ手続きすればイイデショ!

必要になったら、ワタシの国でも婚姻手続きスルヨ!

これを認めるから悲劇が起こるんですよ…。

MAKO
MAKO
最初の時点で跛行婚にしないことが、とにかく大切なことなんです!

対策3 仮に離婚をするなら、相手国で先に離婚手続きを

もしも万が一、将来的に離婚するような場合は、これからのお話を思い出してください。

国際離婚をするなら、必ず相手国での手続きを先に行うこと!

MAKO
MAKO
これだけ覚えておけば大丈夫です!

 

5.まとめ

この記事のまとめ

結婚時における跛行婚がもたらす悲劇を知ろう!

 ☞重婚・配偶者ビザ・子供の国籍・移住で問題が生じる

離婚時における跛行婚がもたらす悲劇を知ろう!

 ☞手出し不可・再婚不可・子供再開不可の可能性がある

跛行婚を避けるためには??

 ☞【婚姻時】悪影響を伝える・跛行婚なら結婚しない

 ☞【離婚時】必ず相手国の手続きを先に完了させる

いかがでしたか?

跛行婚という言葉自体を聞いたことがない人もいたと思います。

また、日本とパートナー国のそれぞれで婚姻を成立させる必要性も、初めて聞いたという方もいるでしょう。

国際結婚は、日本人同士の結婚に比べて、様々な知識が必要になります。

KEY
KEY
アナタ自身とアナタのご家族を守るためにも、正しい知識を身に付けていきましょうネ!

 

今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!