国際結婚後の里帰り頻度と、帰省費用がどれくらいかかるのかって、気になりますよね?
海外で生活している日本人の帰省もそうですし、日本で生活している外国人だって、たまには里帰りをしたいと思っています。
せっかくの里帰り。両親と会うのも楽しみだし、久しぶりに友達と顔を合わせるとなれば、ワクワクした気分にもなるでしょう。
里帰りそのものが問題になることは少ないと思いますが、問題なのは、あなたとパートナーとの間で、里帰り頻度に関する感覚が共有できていない場合です。
せっかく結婚したのに、頻繁に里帰りされては寂しいですし、帰省費用で家計が圧迫される恐れもあります。
結婚後のトラブルを避ける意味でも、里帰りや帰省については、結婚前に話し合ってルール化しておいた方が良いでしょう。
話し合うポイントは、大まかに次の3点になるかと思います。
- 帰省の頻度は年に何回なのか?1回あたりの帰省日数は?
- 里帰りの時期はいつにするのか、あなたも同行するのか?
- 里帰りの費用はいくらになりそうか?
この記事では、国際結婚の里帰りや帰省について、ほかの国際結婚カップル(私も含む)がどんな状況なのかをお伝えし、これらを話し合うための材料をお伝えしていきます。
この記事のデータは、以下のルールによって収集しています。
- インターネットにある国際結婚の里帰り情報を、無作為に拾いました。
- 日本への帰国・海外(パートナー国)への帰国、いずれのパターンも含まれます
国際結婚後の帰省頻度は、年に何回が適切?1回の期間はどれくらい?
ここでは、国際結婚カップルの里帰り頻度とその期間について、調査結果をお伝えします。
かなり偏った調査結果になりましたので、ある意味わかりやすいと思いますよ。
(1)国際結婚カップルの1年間当たりの里帰り頻度
国際結婚したカップルは、外国の親元にどれくらいの頻度で、帰省しているのでしょうか?
8割以上のカップルは、1年に1回または2年1回だけ帰省する、という調査結果でした。
また、子供ができるまでは数年に1回帰省し、子供ができてからは、かならず年1回里帰りする、という傾向もみられました。
中には年に2回帰省する!という国際結婚夫婦もいましたが、完全に少数派です。
年に3回以上という書き込みもありましたが、そこまでいくと里帰りというより、観光の要素が強い気がしますね。
ちなみに私の家は年に1回、妻の母国である中国へ帰省しています。
(2)1回あたりの帰省日数
それでは、1回帰省したら、どれくらい親元で過ごしているのでしょうか?
1回あたりの帰省日数ですが、9割近くのカップルが「2週間前後~1ヵ月」でした。
1割くらいの方が1週間以内、そしてごく少数ですが、1ヵ月以上帰省するという猛者もいらっしゃいました。
ちなみに我が家の場合には、1回中国に里帰りすると、約2週間~3週間の滞在します。
ただ、私は仕事がありますので、1週間程度帰省したら、一足先に日本へ戻らなきゃいけないんです。ちょっと寂しい…
正直、里帰り期間が1週間だと、少し慌ただしい感じはありますね。
国際結婚した外国人の帰省時期は?帰省費用は?
(1)帰省の時期はいつ?
日本在住の国際結婚カップルですが、海外への帰省時期は、「その国の年末年始(中国やベトナム等は旧正月)」という方がほとんどでした。
また、海外在住の国際結婚カップルの場合、日本への里帰り時期は、「夏休みか年末年始」という声が、圧倒的でしたね。
年末年始だと、日本も海外も同じ日程で長期休暇というケースが多いですから、たしかに帰省スケジュール調整はしやすいと思います。
(2)里帰りは一家そろって!
帰省は一家そろって行く、という声が非常に多かったです。
たしかに里帰りはリフレッシュという側面もありますよね。 でも、それ以上に「現地の親御さんへの顔見せ」という要素が一番強いです。
ですから、できるかぎり一家そろって帰省した方が良いですね。有給休暇も組み合わせて、里が得rスケジュール調整をできると理想的でしょう。
(3)国際結婚の帰省費用はいくらくらい?
さて、里帰りのペースや時期が決まったら、大体の帰省費用を計算することができます。
滞在費用はそれほど掛からないにせよ、移動費用は結構バカになりません。
私の場合は中国ですから、それほど負担は大きくないのですが、欧米と日本を行き来する方は、かなり大変だと思います。
ちなみに、我が家の場合には、里帰り1回につき約「20万円」の帰省費用がかかります。
航空チケットよりも、現地での飲食費・交際費の負担が大きいです。
お得に海外航空券を手に入れたいなら、エアトリが断然オススメです。
中国人妻の里帰りについて
中国人妻とは、結婚前に里帰りは年に1回と、話し合いをして決めていました。
これまで年に1回のペースで里帰りしていましたが、妻の本音は、もっと頻繁に里帰りしたいっぽいですね(笑)ひょっとしたら、近い将来、移住したいと思っているのかもしれないです。
妻は中国の義理の両親とWechat(微信)で、毎日会話をしています。中国の両親は娘と孫の顔を見たい、私の妻は義両親と会話をしたい。すると、妻はますます中国が恋しくなる。
というサイクルが、できている気がします。
できる限り妻の気持ちを汲んであげたいと思う一方、どこかで線引きをした方がいいんだろうなぁ、という考えもあります。ジレンマですね。
結婚前にずいぶんと話し合ったのですが…本当に国際結婚って難しいなと思います。
♥国際結婚後にどこの国住むのか?議論のポイントをまとめました。
パートナーとのお話をされる時、この記事を参考にしてくださいね!
国際結婚の帰省頻度と費用について ~まとめ~
いかがでしたか?
この記事では、国際結婚をした夫婦の一般的な帰省頻度とその期間、里帰りの時期や費用などについてまとめてみました。
もう一度簡単にまとめると、次のような感じになります。
- 子供ができる前…年1回未満、子供ができたら…年1回
- 里帰り期間は、2週間~1ヵ月程度
- 時期は、お正月休み(または夏休み)が多い
- 里帰り費用は、かなり負担が大きいことを覚悟しておく
パートナーの方とお話しするときには、これをもとに里帰り計画や、予算をどうするなど、決めていただくと良いと思います。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!