学校でも職場でも買い物先でも、中国人の方って増えましたよね。
みなさんの周りでは、どうですか?
私の生活圏は首都圏なのですが、職場の近くも、通勤電車の中も、自宅の最寄り駅付近も中国人だらけです。
そういえば、職場や取引先にも、中国の方がたくさんいました(笑)
さて、中国人の方が増えてくると、中国人と交流する機会もありますよね。
学校で話しかけられたり、職場で仕事をしたり、買い物のときにやり取りしたり。
一番多い機会としては、お店で接客してくれる中国人との交流でしょうか?
正直ちょっと前までは、見た目があか抜けない方も多かったですが、最近は経済の発展に伴って、すごくオシャレな方も増えてきましたよね。
おそらく気になる異性の相手として、中国人を見ている人もいると思います。
でもきっと、次のような悩みもお持ちの方も、多いのではないでしょうか?
- どうやって話しかけたら良いのか、わからない…
- ひょっとしたら、彼(彼女)は日本人のことが嫌いなのでは…?
この記事では、あなたが気になる”あの”中国人と簡単に仲良くなれる方法をお伝えします。
私が男性なので”中国人女性”とのエピソードが多いのですが、おそらく”中国人男性”が相手でも同じだと思います。
中国人と仲良くなるには、中国語で話しかけよう
先に答えを言ってしまいましたね(笑)このタイトルが答えそのものです。
そうなんです。中国人と仲良くなるためには、中国語で話しかけることが一番なのです。
ただ、ちょっと補足が必要なので、2つほどエピソードを紹介しますね!
EP.1 あなたは中国人が日本語を話してビックリしますか?
私が大学生だったころ、日本で学ぶ中国人留学生は、それほど多くありませんでした。
たまたま大学のキャンパスで、中国人留学生と知り合う機会があったのですが、彼は片言の日本語で、何とか私と話をしようと頑張ってくれました。
外国人が頑張って日本語を話すことに驚き、何だか嬉しくなったのを覚えています。
それから20年近くが経ち、多くの中国人留学生が来日するようになりました。街中を見渡せば、かならずどこかで中国人の学生が働いています。
中華料理屋で昼食を食べたり、仕事上がりの一杯をやれば、ほぼ中国人留学生が接客してくれますよね。
今や日本で働く中国人留学生は、当たり前のように「流暢な日本語で対応」できます。
私は知らず知らずのうちに、「日本にいる中国人は日本語が話せるもの」と思うようになっていました。いつの間にか、中国人から日本語で話しかけられても、特別な感動はなくなりました。
でもビジネスシーンで、欧米やインドの人から日本語で話しかけられると、いまだに「おお!」ってビックリするんですよね。
きっと、私と同年代の方には、共感していただけるのではないかと思います。
EP.2 2019年安倍元総理の旧正月挨拶を知っていますか?
ちょっと話が変わります。
あなたは旧正月をご存知でしょうか?
旧正月とは旧暦のお正月のことで、中国が盛大にお祝いすることで知られていますよね。
さて、2019年の旧正月は2月5日でした。
例年と同じく、大勢の中国人旅行客が日本にやってきましたが、そんな中、ひときわスポットを浴びていたのが「東京タワー」なんです。
首相「相互交流を期待」 中国旧暦新年祝賀で
安倍晋三首相は4日、中国の旧暦新年を迎えるのに合わせて東京タワーを赤くライトアップする初のイベントにビデオメッセージを寄せた。「一人でも多くの日本人が中国を訪問し、相互交流が深まることを期待している」と述べた~略~ (日本経済新聞電子版.2019.2.4引用)
実はこのビデオメッセージの冒頭で、安倍元総理が「大家、过年好(ダージァ、グォニェンハオ)」と中国語で挨拶をしたんですね。
ちなみにこのビデオメッセージは、中国本土でも放映され、大変な反響を呼びました。
安倍さんは中国で大変嫌われていますが(笑)、このビデオメッセージには「ありがとう」という感謝の言葉も多く寄せられたそうです。
意外性のある人が、その国の言語を話すことに意味がある
ここまでの2つのエピソードをまとめますね。
- 日本在住の中国人は、日本語が話せて当たり前!という感覚になっている
- 他の外国人が日本語を話すと、ビックリすることがある
- 安倍元総理が中国語でメッセージを送ったら大反響
これらのエピソードから分かるのは、「意外性のある人」がその国の言語を話すと、それだけで相手はビックリして、喜ぶということなんです。
そして中国人にとって、日本人が中国語を話すことは、まだまだ意外という感覚なのです。
中国人の店員さんに喜ばれる
旧正月の日に中華料理を食べに行き、中国語で「あけましておめでとう」と言ったら、大変喜ばれましたよ。
「なんで中国語が話せるの?」「奥さんの出身はどこ?」みたいな感じで会話が弾み、青島ビールを一本サービスしてもらいました。
留学生も喜んでいた
インターンシップで中国人留学生がやってきたことがあります。
中国語で「日本の会社で働きたいの?頑張ってね。」と言ったら、すごくビックリした顔をして、やっぱり「なんで中国語が話せるの?」と聞かれました(笑)
仲良くなるきっかけは、簡単な中国語を少し話すだけでいい
私の中国語力はまったく大したことありません。
本格的な会話になったら、「ごめんね、中国語少しだけしか話せない」と言って、日本語で会話します。
それでも挨拶や会話の中に、少し中国語を取り入れるだけで、大変喜んでもらえるのです。
中国語を話せる日本人が増えたら、きっとそれが当たり前になって、喜ばれることはなくなっちゃうんでしょうね。
さすがに「你好(ニーハオ)」や「谢谢(シェーシェ)」は、日本人も知っていると思われていますので、ほかの内容の方が良いでしょう。
簡単な中国語の表現を独学で身につけるなら、この辺りの本がオススメできます。
中国人と仲良くしたいけど…反日の人が多いでしょ?
わざわざ日本に来ている中国人で、反日の人って見たことありません。
特に日本に定住している中国の人は、むしろ日本が好きって人が多いように思います。
もちろん、中には日本が嫌いで仕方がない、という人もいるでしょうが、全体から見れば少数派でしょう。
ですから、気になる人がいたら、どんどん話しかけてしまいましょう!
思わぬチャンスが広がるかもしれませんよ。
中国人と仲良くなって気持ちを掴むには?~まとめ~
いかがでしたか?
中国人と仲良くなるためのコツは、掴めたでしょうか?
この記事の内容をまとめると、次のようになります。
- 中国人は、日本人が中国語を話せると思っていない
- 日本人が中国語を話すと、驚くし、喜んでもくれる
- 「どうして中国語が話せるの?」と尋ねられる
ちなみに中国人は「WeChat(微信)」という、LineのパクリのようなSNSアプリを使っています。
仲良くなりたい中国人に話しかけるときには、事前にWeChatのアカウントを取っておくと良いですよ!
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最後に注意点なのですが、今回のお話は「日本に来ている中国人」が対象です。
中国に旅行に行って、中国語を話しても、ほとんどの現地中国人は「中国にいるなら、中国語を話す。それが当たり前」という反応を返してきます(中華思想)。
その点はご注意下さいね!
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!