国際結婚には興味があるけど、どれくらいの年収があれば大丈夫?
海外の女性は、いくらくらい収入があれば、結婚に前向きになる?
国際結婚に興味はあるけど、年収が気になってなかなか動けない…
そんな人はかなり多いのですが、あなたもそのお一人でしょうか?
私もお見合で国際結婚をしようとしたとき、お金のことがとても心配でした。
私自身、けっして裕福な暮らしをしていたわけではありませんからね。
でも、最終的には、なんとか無事に国際結婚をすることができました。
私は手探りの中、何もわからないまま、いろいろな情報を調べまくりました。
そして、多くの外国人女性とお見合をし、会話をするうちに、大体どれくらいの年収・年収があればよいのかが見えてきたのです。
しかも、年収の見方は、1つではないことも分かってきたんですね。
国際結婚に必要な年収は、次の3つの観点から、考えていく必要がありますよ。
- 法令の面からみて、必要になる年収・収入
- お相手の女性から要求される年収・収入(お見合いの場合のみ)
- 生活の面からみて、必要になる年収・収入
この記事では、3つの面から、国際結婚に必要な年収を解説していきたいと思います。
私の経験をシェアさせていただき、これから国際結婚をするあなたのサポートができればと思います。ぜひ、最後までお付き合いください。
https://kokusaikekkon7.com/howmuch_inmarri/
1.法令面からみて、国際結婚に必要な年収・収入
法令面からみた場合、年収がからんでくるのは次の2つのシーンでしょう。
- 配偶者ビザまたは永住ビザを取得するとき
- 帰化申請をするとき
パートナーが日本で働いていれば、パートナー自身の所得で判断されることになります。
パートナーが日本で働いていない場合には、その配偶者であるあなたの年収で判断されることになります。
では、その場合、具体的に必要になる年収はいくらなのでしょうか?
月収18万円以上、年収300万円以上が、申請許可の目安になります。
扶養家族が1人増えるごとに、必要になる年収は70万円加算してください。
これらの要件を下回ると不許可リスクが高まりますから、法令の面から必要となる最低年収は300万円ということになるでしょう。
2.お見合い相手の女性から要求される年収・収入
ネット上の声を集約すると、年収400万円以上あれば、お見合いはできるようです。
さらに、年収が500万円以上あれば、パートナーの方に安心していただける可能性が高いようですね。このレベルならば、お金のことはほとんど問題にならずに、国際結婚を進めていくことができるでしょう。
もちろん、これより低くてもお相手は見つかると思いますが、その分、将来性やルックスなど、あなたにそれなりのスペックが要求されることになります。もしくは、お相手に対する条件を少し下げる必要があるでしょう。たとえば年齢が高めであったり、子連れ再婚者であったり、日本語力が低かったりなどです。
逆に、年収が700万~800万円以上あると、あなたの年齢が高かったり、ルックスに自信がなかったとしても、問題にならない可能性もあります。また、若くてきれいな女性とお見合いできるかもしれません。
ひとつだけ確実にいえることは、年収や収入の額が高ければ高いほど、色々なタイプの女性から選ぶことができるということ。
このようにいうと、お金を見せびらかして外国人と付き合うなんてけしからん!という声が聞こえてきそうです。
他にも、結局外国人女性は、お金が目当ての結婚なのか!という意見もありそうですね。
将来のことをまじめに考えるのであれば、年収は高ければ高い方が安心できますよね?別に外国人女性だからというわけじゃないんです。年収の高い人が、より多くのタイプの女性を選ぶことができるのだって、当たり前だと思います。
外国人女性が希望する年収は、400万円~700万円くらいというのが結論です。
外国人女性の場合、持ち家があるとかなり評価が上がります。また、預貯金が多い場合も、評価は高いでしょう。
こうしたケースでは、年収が多少低くても、問題にならないことが多いです。
3.生活面からみて、国際結婚に必要な年収・収入
まずは、下のグラフをご覧ください。
日本の平均世帯収入を表した最新のグラフです。
※出典:厚生労働省平成30年
「平成30年国民生活基礎調査(平成28年)の結果からグラフでみる世帯の状況」より引用
外国人女性とお見合い結婚をする場合、来日直後は日本語を話すことができず、仕事をすることが難しいケースもあります。そうすると、専業主婦にならざるを得ず、あなたお一人の年収で家族を支えなければなりません。
全世帯の世帯収入の545.4万円から、児童のいる世帯の世帯収入707.6万円くらいの年収は必要になるということでしょう。
日本語ができない方と結婚しても、来日して3ヵ月くらいすれば、ほとんど日本語を使わないアルバイト先で就業できる可能性があります。
工場勤務でしたら、パートナーの母国語を話せる人が、現場監督をしている職場があるはずですから、電話をかけて聞いてみると良いでしょう。
また、外国人と結婚する際には、各種スクールの学費も考慮した方がベターです。
日本語を話せないパートナーは、日本語学校に通学してもらいます。
半年で50万円くらいが相場になりますが、この金額も考慮する必要があります。
また、免許学校に通わせてあげるでしょうし、専門学校に通学したがる外国人もいます。
他にも、パートナーの母国に里帰りするための費用も必要になります。一時的な支出ですが、在留資格の取得や更新にかかる費用(行政書士含む)も発生します。
- 日本語学校の費用:半年300,000円~500,000円ほど
- 免許学校の費用:200,000円~300,000円ほど
- 専門学校の費用:年間1,000,000円ほど
- 里帰りの費用:夫婦の往復チケット150,000円ほど
- 在留資格の取得・更新費用:100,000円~250,000円ほど
4.国際結婚をするのに必要な年収・収入 ~まとめ~
それでは、最後にまとめていきましょう。
国際結婚をするために必要な年収・収入はいくらなのか?
お相手が日本語を話せない場合には、最低450万円はないと厳しいでしょう。できれば年収500万円以上は欲しいところです。
お相手が日本語を話せるのなら、年収400~450万円程度でも生活はできると思います。ここらへんは、パートナーの方次第でしょうか?
ただ、いずれの場合も、結婚生活をスタートする際に多額のお金がかかりますので、貯金はそれなりに必要ですよ。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!